◇ツアー外競技◇ヒーローワールドチャレンジ 最終日(7日)◇アルバニーGC(バハマ)◇7449yd(パー72)松山英樹…

タイガー・ウッズが主宰を務める大会で松山英樹が9年ぶりに優勝した(David Cannon/Getty Images)

◇ツアー外競技◇ヒーローワールドチャレンジ 最終日(7日)◇アルバニーGC(バハマ)◇7449yd(パー72)

松山英樹が3打差逆転で2016年以来の大会2勝目を飾った。本大会はタイガー・ウッズ主宰で出場20人のツアー外競技だが、1月の米ツアー「ザ・セントリー」以来の優勝となった。

松山は首位のセップ・ストラカ(オーストリア)と3打差の3位から出て、前半アウトを5バーディの猛チャージで駆け抜け、後半10番にショットイン・イーグルを決めてトップを捉えた。12番終了時には単独首位に抜け出し、13番もバーディを奪ってボギーなしでフィールドベストタイ「64」をマークして通算22アンダーでフィニッシュ。松山と同じ3位から同組で回って「64」をマークしたアレックス・ノレン(ノルウェー)とのプレーオフに入った。

18番を使ったプレーオフでは1ホール目に2打目を80cmにつけてバーディを奪い、パーで終わったノレンを破った。

最終日に「64」をマークした松山英樹(C. Tilton/GettyImages)

松山は中継局のインタビューで「今週はそんなにいい状態ではなかったんですが、昨日、一昨日とよくて。タイガーにスタート前『10アンダー出してこい』って感じで(言われて)。優勝できてうれしいです」と笑顔を見せた。

21アンダーの3位にストラカ。大会3連覇を狙った世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーJ.J.スポーンが20アンダーの4位だった。