石川県競馬所属の吉原寛人騎手が、12月7日に金沢競馬場で行われた第61回中日杯で勝利し、地方競馬の重賞通算201勝を記…

 石川県競馬所属の吉原寛人騎手が、12月7日に金沢競馬場で行われた第61回中日杯で勝利し、地方競馬の重賞通算201勝を記録した。これにより、地方競馬所属騎手としての重賞最多勝利数の記録を、実に23年ぶりに更新した。

吉原寛人騎手、地方重賞通算200勝達成…安藤勝己元騎手に並ぶ歴代最多タイ偉業

前人未到の記録

 吉原騎手はこれまで幾度もビッグレースで存在感を示してきたが、今回の勝利で地方競馬における“重賞キング”として新たな歴史を刻んだ。なお、地方通算成績は1万6929戦3274勝、2着2600回、3着2079回、4着1749回、5着1592回で、金沢第8レースの取消分は含まれていない(いずれも12月7日レース終了時点)。

 長年にわたり地方競馬を牽引してきた吉原騎手の節目の勝利に、祝福と称賛の声が寄せられ、今回の大記録更新を追い風に、今後もさらなる勝ち星を積み重ねていくことが期待される。