格闘技イベント『UFC323』が6日(日本時間7日)、米国・ラスベガスのT-モバイルアリーナにて開催。メインカードの第4…
格闘技イベント『UFC323』が6日(日本時間7日)、米国・ラスベガスのT-モバイルアリーナにて開催。メインカードの第4試合で行われたフライ級タイトルマッチでは、王者アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)が1R26秒で負傷によりTKO負けを喫した。
5度目の防衛戦でアクシデントにより王座陥落したパントージャ。ショッキングな結末になったが、怪我の現状はどうなのか。UFC関係者のコメントなどを、現地専門メディア『MMAファイティング』が報道した。
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■「もっと強くなって戻ってくる。間違いない」
UFCの主任医師と話したという関係者メーガン・オリヴィ氏は、パントージャの負傷は「左肩関節脱臼」だと説明。「肩関節は脱臼したものの、自然に元の位置に戻ったそうだ」と明かした。
今後については「月曜日にフロリダで、損傷の具合や他の負傷がないかを確認するため追加のレントゲン検査を受け、その後、整形外科医の診察を受ける予定」だとしている。
しかし、これを受けてUFC解説者のジョー・ローガン氏は「全く意味が分からない」と反論。「彼の肘が文字通り関節から外れたのを見ただろう?」と深刻なのは肩ではなく腕の怪我だと指摘した。
正確な怪我の状況は不明だが、『MMAファイティング』は「診断結果がどうであれ、パントージャは腕の怪我を抱えており、当面は試合に出場できない可能性が高い」との見解を示している。
一方、当のパントージャは試合後に自身のインスタグラムを更新。「もっと酷い目にあったこともある。もっと強くなって戻ってくるよ。間違いない」と力強いメッセージを投稿しファンから多くの反響を呼んでいる。怪我の詳しい状況は明日以降の続報を待ちたい。
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