7日、中京競馬場で行われた第26回チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)は、好位追走から先頭に立って、最…

 7日、中京競馬場で行われた第26回チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)は、好位追走から先頭に立って、最後の激しい競り合いを僅かに制した坂井瑠星騎手騎乗の3番人気ダブルハートボンド(牝4、栗東・大久保龍志厩舎)が、内を突いて争った2番人気ウィルソンテソーロ(牡6、美浦・高木登厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒2(良)。

 さらに2.1/2馬身差の3着に7番人気ラムジェット(牡4、栗東・佐々木晶三厩舎)が入った。なお、1番人気ナルカミ(牡3、美浦・田中博康厩舎)は13着に終わった。

 勝ったダブルハートボンドは、父キズナ、母パーシステントリー、その父Smoke Glackenという血統。前走のみやこSで牡馬を破って重賞初制覇を飾り、更なる強豪が揃ったここでも接戦を制してGI初制覇を果たした。牝馬によるチャンピオンズC制覇は15年のサンビスタ以来、10年ぶり2頭目。また、坂井瑠星騎手は23・24年のレモンポップに続く同一GI3連覇となった。

【チャンピオンズC】2000年に創設された「ジャパンカップダート」を前身とするダート重賞競走。当初は東京競馬場2100mで実施されていたが、08年には阪神競馬場へ移設、距離も1800mに変更された。さらに、14年より中京競馬場へ移設し、装いを新たに、国内のダートチャンピオンが集う競走として、競走名も「チャンピオンズカップ」に改称された。

【勝ち馬プロフィール】
◆ダブルハートボンド(牝4)
騎手:坂井瑠星
厩舎:栗東・大久保龍志
父:キズナ
母:パーシステントリー
母の父:Smoke Glacken
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ダブルハートボンド 3人気
2着 ウィルソンテソーロ 2人気
3着 ラムジェット 7人気
4着 メイショウハリオ 8人気
5着 アウトレンジ 4人気
6着 ハギノアレグリアス 11人気
7着 テンカジョウ 10人気
8着 サンライズジパング 9人気
9着 セラフィックコール 14人気
10着 ペリエール 15人気
11着 シックスペンス 5人気
12着 ペプチドナイル 12人気
13着 ナルカミ 1人気
14着 ヘリオス 16人気
15着 ルクソールカフェ 6人気
16着 ウィリアムバローズ 13人気