◇米国女子◇Qシリーズ（予選会） ファイナルステージ 2日目（6日）◇マグノリアグローブGC（アラバマ州）◇クロッシン…
◇米国女子◇Qシリーズ（予選会） ファイナルステージ 2日目（6日）◇マグノリアグローブGC（アラバマ州）◇クロッシングズコース（6664yd／パー72）、フォールズコース（6643yd／パー71）
今季国内ツアーでドライビングディスタンス9位（251.39yd）だった櫻井心那の飛距離をもってしても、タフなラウンドだった。難度の高いフォールズコースで、雨が降る悪条件。パー4の2打目で持つ番手が、日本とはまるで違ったという。「6番アイアンから、（上は）3番ウッドまで持ったんで。7番ウッドとか、4UTも持っていたし…」と振り返る。
左ピンの左からきれいにフェードをかけて1m強に絡めた前半3番でバーディを先行。5番（パー5）も獲ったが、雨がしっかり降り始めてからは、ミスの幅も大きくなりかねない長い番手を握る緊張感と闘いながら我慢を重ねていた。
7番でボギーを喫して以降はパーを並べて迎えた終盤、16番でボギーが来た。「めっちゃ、イライラしました」と苦笑いで明かす。それでも、17番でバウンスバック。特に雨が強い時間帯で2打目は5番アイアンを持たされながら、4mにつけたチャンスを逃さなかった。
3打目で120ydとしっかり距離が残った18番（パー5）も3mほどを決めきって上がり2連続。クロッシングズコースでの初日（3アンダー）に続いて「69」にまとめ、115人のフィールドで6人しかいない2日連続の60台をマークした。「最後に獲れて、スッキリしました。あすからも同じ感じで、ゆっくり行きたい」。通算5アンダー9位の好位置で3日目に臨む。（アラバマ州モビール／亀山泰宏）
