PS6登板で5勝1敗、防御率1.45、2完投…WSMVPも受賞 ドジャース・山本由伸投手が、今年のポストシーズンにおける…

PS6登板で5勝1敗、防御率1.45、2完投…WSMVPも受賞

 ドジャース・山本由伸投手が、今年のポストシーズンにおける“No.1選手”に選ばれた。米放送局「MLBネットワーク」が6日(日本時間7日)に自社X(旧ツイッター)にて発表した。

 山本はメジャー2年目の今季、開幕投手を務め、チームの先発投手では唯一離脱することなくシーズンを完走した。レギュラーシーズンで30試合に登板し、12勝8敗、防御率2.49、201奪三振、WHIP0.99、メジャートップの被打率.183をマークした。4月と9月に月間最優秀投手を受賞した。

 さらにポストシーズンでは一気にギアを上げた。ブルワーズのリーグ優勝決定シリーズ第2戦では、ホセ・リマ以来球団21年ぶりの完投勝利を挙げると、ブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦でも9回1失点完投。2001年カート・シリング以来のポストシーズン2試合連続完投という偉業を成し遂げた。

 さらに第3戦は延長18回にブルペンで準備、崖っぷちに追い込まれた第6戦で6回1失点でチームを勝利に導いた。そして第7戦では、“中0日”で第7戦の9回途中から登板。延長11回まで投げ抜き、史上13人目の3勝を挙げ、シリーズMVPに輝いた。ポストシーズンでは6試合に登板し、5勝1敗、防御率1.45、2完投を記録した。

 同局は20位までランキングを発表。2位にはポストシーズン18試合で打率.397、8本塁打15打点、OPS1.289を記録したブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.がランクインした。3位にはドジャース・大谷翔平投手が選出。リーグ優勝決定シリーズでMVPに輝き、打者としてポストシーズン全体で8本塁打、投げても2勝1敗&防御率4.41をマークした。

 ドジャースからは山本、大谷のほかに10位にタイラー・グラスノー投手、14位に佐々木朗希投手、18位にフレディ・フリーマン内野手の5選手選出されている。(Full-Count編集部)