女子テニスで世界ランク43位のS・チルステア(ルーマニア)は6日、自身のSNSを更新し、来季で現役を引退することを表明…
女子テニスで世界ランク43位のS・チルステア(ルーマニア)は6日、自身のSNSを更新し、来季で現役を引退することを表明した。
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35歳のチルステアはシングルスで3度、ダブルスで6度のツアー優勝を経験。四大大会ではベスト8に2度進出している。
今季も活躍をみせていたチルステアは、8月のテニス・イン・ザ・ランド(アメリカ/クリーブランド、ハード、WTA250)で3度目のツアー優勝を達成。
10月に開催された木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2025(日本/大阪、ハード、WTA250)にも出場しベスト4となっていた。
そのチルステアは6日にインスタグラムを更新し、来季で現役を引退することを表明した。
「テニスが大好きです」
「規律、ルーティン、そしてハードワークが大好きです。競争とアドレナリンが私の魂を燃やしてくれます。でも、人生のあらゆることと同じように、終わりは来ます」
「来年でプロテニス選手としてツアーに参戦して20年目になります。こんなに長く競技を続けるとは思っていませんでしたが、ここ数年はコート上で最も幸せな時期で、それが私を支えてくれました。とはいえ、2026年をツアー最後の年にすると決めました」
「何かを深く愛していると、『さよなら』を言うのは容易ではありません。でも今は別れではなく『また会おう』という気持ちです」
「まだまだ成長したいことがたくさんありますし、目標や野望もあります。来年はそれらのいくつかを達成し、この素晴らしいキャリアを最高の形で、そして自分の思い通りに終えたいと思っています」
「私はテニスを愛しています。テニスが私に与え、教えてくれたすべてのことをとても幸運に思い、感謝しています。このスポーツのおかげで、初めてラケットを握った4歳の女の子は夢を実現できました。これまでの犠牲が報われた美しい夢でした」
「世界中のファン、友人、そして愛する人たちとコートの隣で最後のダンスを踊れる日を楽しみにしています」
「ありがとうテニス。永遠に感謝します。2026年にお会いしましょう。皆様の変わらぬご支援、本当にありがとうございます!」