ばんえい十勝で12月6日(土)にデビューした阿部優哉騎手、臼杵龍美騎手、吉田理人騎手の初騎乗後のコメントが発表された。…

 ばんえい十勝で12月6日(土)にデビューした阿部優哉騎手、臼杵龍美騎手、吉田理人騎手の初騎乗後のコメントが発表された。

●阿部優哉(あべゆうや)騎手
第2R:ウル号/7着
「レース前は緊張であまり周りを気にする余裕はなく、まずはとにかくまっすぐ走ることだけを考えていました。ゲートに入ってからさらに緊張しましたが、スタートしてしまえばあとはやるしかないと思いました。この馬の乗り方は他の先輩騎手の騎乗を参考に、道中は10キロの重量ハンデを活かして前に出ようと思い必死でした。「落ち着いて乗ればいい」と事前に父から言われていましたが、終わってみるとまだまだ技術が足りないと思いました。気持ちを切り替えてこれからの騎乗を頑張りたいです」

●臼杵龍美(うすきたつみ)騎手
第2R:マルホンヒュウガ号/3着
「ゲートに入った瞬間は緊張していましたが、金田騎手に事前にアドバイスをもらったことを思い出すうちに緊張が和らいで気分が楽になりました。アドバイス通りに、道中は強い馬や隣の馬に合わせていこうと思っていたので、そういった意味では思った通りに騎乗できたと思います。第二障害を下りてからは追わなければと思っていたのに自分の思った動きができなかったです。反省点を活かして、次の騎乗も頑張りたいと思います」

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2着と健闘した吉田騎手

●吉田理人(よしだりひと)騎手
第1R:ミスオホーツク号/2着
「やはり練習と本番では全然違いました。パドックに出た時、騎手としてデビューしたという実感が出てきて、程よい緊張感でレースに臨めました。レースは考えすぎても上手くできないと思ったので、シンプルにまっすぐに走らせること、声を出すことを意識しましたが、どうしても曲がってしまったり、第二障害を下りた時に手綱が絡まってしまったりして、そこから少し焦ってしまいました。馬が頑張っていましたし、いい勝負に持ち込めていたので、もっとうまく騎乗し、勝ちたかったです。騎乗する機会がまだあるので、家族が応援に来てくれている今開催中に勝ちたいです」