スポーツ界の寵児となっている大谷。彼の関連アイテムがもたらす価値は文字通り異次元だ(C)Getty Images 球界で…

スポーツ界の寵児となっている大谷。彼の関連アイテムがもたらす価値は文字通り異次元だ(C)Getty Images

 球界で「唯一無二」と評され、お茶の間を沸かす男は、関連アイテムの価値も半端ではない。

 現地時間12月5日、MLB公式ネット局『MLB Network』の番組『Hot Stove』に、オンラインECサイトの運営も手掛ける米大手社『Fanatics』のケビン・レナン副社長が出演。大谷翔平(ドジャース)の野球カードを巡る取引金額について言及。番組公開当時の市場価格が75万ドル(約1億1700万円)を超えていると明かした。

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 球界で数々の金字塔を打ち立てている“生ける伝説”の価値は異常なほどに高まっている。そうした中でレナン氏が番組内で紹介したカードは「1of1」と銘打たれた1枚。本人の直筆サインに加え、大谷がホームランを放った試合で着用していたユニフォームに付いていた黄金のMLBロゴが刻印されたデザインは、文字通り世界で唯一無二。コレクター間で高額取引が行われているという。

 その現状について「このカードは特別な要素が多い。間違いなく110万ドル(約1億7160万円)は超える」と説いたレナン氏は、現在の所有者がミネソタに住む一家であると紹介。「彼らはカードのコレクションが大好きな家族だけど、手に入れた瞬間に即決でオークションへの出品を決めた。このカードの価値がとんでもない金額になるからだ」と力説した。

「そりゃあ誰でも売ることを決めると思う。金額があまりにも大きすぎるからだ。もちろん世界中から入札は来ている。日本からもね。私の記憶が正しければ、過去5年間で2番目ぐらいに高価なカードになっている」

 まさに世界中で争奪戦が繰り広げられている。歴史的な水準で価値が急騰するのは、大谷のパフォーマンスはもちろんのこと、図抜けたスター性が幅広く認知されている証左とも言えよう。

 ちなみに大谷に関連したレアカードは、いまだどこかに眠っているとされている。レナン氏は「大物を巡ってマニアたちは血眼になって探している。オオタニのカードもそうだ。全てのアイテムがどこにあるのかは、誰も正確に把握してない。もう別の『1of1』が出てきたらとんでもない価値になる」と断言している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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