森保ジャパンのグループリーグ抽選を韓国メディアはどう評価したのか(C)Getty Images 日本は幾度となく阻まれて…

森保ジャパンのグループリーグ抽選を韓国メディアはどう評価したのか(C)Getty Images
日本は幾度となく阻まれてきた「ベスト8の壁」を今度こそ打破できるか。現地時間12月5日にアメリカの首都ワシントンD.C.で実施された北中米ワールドカップの組分け抽選会で、いよいよ出場各国のマッチアップが決まった。
【動画】森保ジャパンが全勝で2次予選を突破!5-0で圧倒したシリア戦のハイライトを見る
期待は膨らんだ。ポット2の日本はF組に入り、オランダ、チュニジア、欧州プレーオフBの勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)と同居する形となった。欧州2か国が配置される容易なグループではないが、アジア最終予選を独走状態で突破し、かつてないほど充実している森保ジャパンの総合力ならば、決勝トーナメント進出は「可能」と言えるだろう。
史上初となるベスト8進出を目標に掲げる森保ジャパン。そんな精鋭軍団の組分け結果は、隣国でも小さくないトピックとなっている。韓国メディア『OSEN』は「オランダと激突も、日本にとって“不可能”ではない」と指摘。前回のカタール大会のグループリーグでドイツとスペインを破った実績から「目標達成に向けた道筋は十分に立てられる」と断言した。
ポット2に入った日本について、「“死の組”に入る可能性があった中で、比較的バランスの取れたグループに混ざった」と評した同メディアは、「最大の敵」として過去未勝利(2勝1分け)のオランダをリストアップ。その上で、チュニジア戦を「必ず勝点3が必要になる」、ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアのいずれかとなるチームとの試合を「克服不可とまでは言えないが、短期間での調整を強いられる中で日本を容易に倒す保証はない」と論じた。
日本に対する相当な評価を下した同メディアは、「オランダと対峙する負担はあるが、3大会連続16強進出が現実的な目標」とぶち上げ、グループリーグにおける森保ジャパンの理想的なシナリオを記している。
「日本が欧州の上位チームに対して具体的な解決策を持っているという自信は、すでに証明されている。今回の組み合わせでもチュニジア戦を『必勝』、欧州プレーオフ勝者に『勝利』、そしてオランダに『最小限の損失で留める』というのは、十分に計算可能なシナリオだ。
結局のところ、日本が再びアジアトップクラスの地位にいることを証明する機会が訪れたと言えよう。史上最高のグループに恵まれたわけでも、絶望的なマッチアップになったわけでもない。グループリーグ突破のハードルが高いのは確かだが、それは彼らにとって越えられない壁ではない」
果たして、韓国メディアの予想は的中するのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】森保ジャパンを襲う「勝てば勝つほど不安」の呪い 繰り返す歴史に終止符が打たれる、決定的な理由
【関連記事】鄭大世が語る“ブラジル撃破”の価値 「勝つことを知ったチームは強い」日本代表が進む“次のステージ”
【関連記事】「100試合で勝率は約70%」森保監督の評価が海外で爆上がり 米老舗誌も絶賛する“現代日本代表の完成度”とは