2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組…

2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組の本命◎、対抗〇、穴イラン

△ニュージーランド

【G組展望】

ベルギーとエジプトが2位以内の有力候補。ただ、ベルギーのデブルイネが負傷中、エジプトのサラーもリバプールで不調と、2人のスター選手はともに万全ではない。アジアで強さを見せるイランも組織力を示すことができれば、突破のチャンスはある。

◆ベルギー(4大会連続15度目)

世界ランク:8位

予選成績:欧州J組1位 5勝3分け0敗 29得点7失点

前回大会:1次L

最高成績:3位(18年)

かつてFWアザールら「黄金世代」を中心に18年大会で3位入賞を果たし、FIFAランキングも1位。だが、その後は下降線。10月末には頼みのMFデブルイネが負傷で長期離脱。FWドクらの奮起に期待。

◆エジプト(2大会ぶり4度目)

世界ランク:34位

予選成績:アフリカA組1位 8勝2分け0敗 20得点2失点

前回大会:不出場

最高成績:1次L(90、18年)

アフリカ予選ではエースFWサラーがチーム最多9ゴールを挙げ、GKエルシェナウィは10試合で7度の無失点と攻守両面で安定した戦いを見せた。今大会はW杯初勝利だけでなく、初の1次リーグ突破を狙う。

◆イラン(4大会連続7度目)

世界ランク:20位

予選成績:アジアA組1位 7勝2分け1敗 19得点8失点

前回大会:1次L

最高成績:1次L(78、98、06、14、18、22年)

欧州主要1部リーグで得点王に輝いた実績もあるFWタレミが攻撃をけん引。守備は前回カタール大会で注目を集めた「強肩」GKベイランバンドが引き締める。7度目のW杯で初の1次リーグ突破なるか。

◆ニュージーランド(4大会ぶり3度目)

世界ランク:86位

予選成績:オセアニア1位 5勝0分け0敗 29得点1失点

前回大会:不出場

最高成績:1次L(82、10年)

ノッティンガム・フォレストで活躍する33歳のFWウッドが大黒柱。プレミアリーグ通算90得点以上をマークし、国際Aマッチ通算45得点は歴代最多。ただ、チームは直近の7試合で1分け6敗と苦戦している。