2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組…
2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組の本命◎、対抗〇、穴コートジボワール
△キュラソー
【E組展望】2大会連続1次リーグ敗退のドイツだが、今回は順当突破か。初戦で当たる初出場キュラソーには大量得点で勝つ可能性もある。南米予選2位のエクアドルは堅守を武器に2位抜けを狙う。アフリカ予選で圧倒したコートジボワールはどこまで迫れるか。
◆ドイツ(19大会連続21度目)
世界ランク:9位
予選成績:欧州A組 1位 5勝0分け1敗 16得点3失点
前回大会:1次L
最高成績:優勝(54、74、90、14年)
新生ドイツ代表として臨む。GKノイアー、FWミュラーら数多くの功労者が代表引退。不安定な戦いが続いていたが、38歳ナーゲルスマン監督の下、23歳FWウォルテマデが救世主となり、立て直しつつある。
◆エクアドル(2大会連続5度目)
世界ランク:23位
予選成績:南米 2位 8勝8分け2敗 14得点5失点
前回大会:1次L
最高成績:16強(06年)
南米予選は18試合5失点の堅守で、ブラジルを上回る2位で突破。最終ラインは実力者がそろい、MFカイセドはチームの心臓。前線は36歳FWエネル・バレンシアが健在で、予選ではチーム最多6得点を記録。
◆コートジボワール(3大会ぶり4度目)
世界ランク:42位
予選成績:アフリカF組 1位 8勝2分け0敗 25得点0失点
前回大会:不出場
最高成績:1次L(06、10、14年)
マンチェスター・ユナイテッドのMFディアロなど欧州5大リーグでプレーする選手が多く、アフリカ予選を8勝2分けの無敗、25得点無失点で突破。4度目の本戦出場で、初の1次リーグ突破に照準を定める。
◆キュラソー(初出場)
世界ランク:82位
予選成績:北中米カリブ海B組 1位 3勝3分け 13得点3失点
前回大会:不出場
最高成績:-
オランダ自治領の島で人口は約16万人(推定)、面積は種子島とほぼ同じ444平方キロ。過去W杯に出たどの国・地域よりも人口は少ない。78歳のオランダ人アドフォカート監督はW杯歴代最年長指揮官となる。