2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組…
2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組の本命◎、対抗〇、穴韓国
△南アフリカ
【A組展望】 ホームの利で開催国のメキシコが首位突破を決める可能性は高い。開幕戦で南アフリカを順当に退けて勢いに乗りそう。欧州プレーオフはFIFAランキング21位のデンマークが勝ち上がりそうだが、その場合は同22位の韓国と2位通過を争うことになる。
◆メキシコ(9大会連続18度目)
世界ランク:15位
予選成績:開催国、予選免除
前回大会:1次L
W杯最高成績:8強(70、86年)
かつて日本代表を率いたアギーレ監督が指揮。R・ヒメネス(フラム)やS・ヒメネス(ACミラン)と欧州で活躍する2人の点取り屋を擁する北中米王者。国内組が中心だが、その名前だけで実力は計れない。
◆南アフリカ(4大会ぶり4度目)
世界ランク:61位
予選成績:アフリカC組 1位 5勝3分け2敗 15得点9失点
前回大会:不出場
最高成績:1次L
自国開催の10年大会以来の本大会出場。あの「ブブゼラ」が鳴り響くホームで予選首位突破を決めた。エースのFWフォスターは南アフリカ選手で史上最高額の移籍金でプレミアリーグのバーンリーに加入した。
◆韓国(11大会連続12度目)
世界ランク:22位
予選成績:アジアB組 1位 6勝4分け0敗 20得点7失点
前回大会:16強
最高成績:4位(02年)
9月以降の国際親善試合は日本と同じ対戦相手に通算4勝1分け1敗。日本が3-2で勝ったブラジルに0-5で大敗したが、5バックを試すなど順調にチーム強化。エース孫興民は出場なら4大会連続となる。
◆欧州プレーオフD組
3月26日
<1>デンマーク(C組2位、世界ランク21位)-北マケドニア(J組3位、世界ランク65位)
<2>チェコ(L組2位、世界ランク44位)-アイルランド(F組2位、世界ランク59位)
3月31日
<1>と<2>の勝者
展望 FIFAランキング21位で最上位のデンマークが有力。ただ、同44位のチェコと同59位のアイルランドも予選で堅い守りが光った。特にアイルランドは11月13日に強豪ポルトガルを2-0で完封している。