【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ 2-1 横浜F・マリノス(12月6日/メルカリスタジアム)【映像】ジーコ、ゆっく…

【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ 2-1 横浜F・マリノス(12月6日/メルカリスタジアム)
鹿島アントラーズのOBで現在はクラブアドバイザーを務めるジーコ(72歳)が、9年ぶりとなる歓喜の瞬間に登場。常勝軍団を作り上げたレジェンドの登場にファンたちも沸いた。
鹿島は12月6日、明治安田J1リーグ第38節で横浜F・マリノスとホームで対戦。勝利すれば優勝が決まる大一番では、20分と57分にFWレオ・セアラが連続ゴールを挙げ、2-1で白星を飾る。9年ぶり9度目のJ1リーグ優勝を成し遂げた
この日はスタジアムで観戦したジーコは、優勝の瞬間に満面の笑みを浮かべながら右手で拳を握ってガッツポーズを見せる。さらにピッチで行われた優勝セレモニーにも登場。選手たちが一通りシャーレリフトを終えた後で、会場全体から大きなジーコ・コールが起こった。
満を辞してピッチに登場したジーコ。72歳だけに足を引き摺りながらもしっかりとした足取りで、中央へと歩みを進める。サイドラインでは、スタジアム中のサポーターに笑顔と手を振って挨拶をし、拍手をしながら鬼木達監督と抱擁を交わした。そのまま鬼木監督に寄り添われて、輪の真ん中へ。選手たちと握手を交わし、レオ・セアラからシャーレを手渡されると、何度かリフトを溜めた後、しっかりと両手でシャーレを掲げた。
「元気そうで良かった!」の声も

この様子にはサッカーファンたちも注目。SNSでは「ジーコありがとう!」「ジーコが植え付けてくれた勝者のメンタリティ、9年ぶりに花開いたな」「ジーコ元気そうで良かった!」「ジーコがシャーレを掲げてるよ涙感動のシーンなんだが」「選手たちも嬉しそうで良かった」「ジーコがいてくれたおかげで今の鹿島がある」「ジーコはオーオーを溜めるタイプやった笑」「ジーコ最高の笑顔」「やっぱりアントラーズにとってジーコさんはいつまでもお父さんなんやね」などの歓喜のコメントが目立った。
1970年代から1980年代にブラジル代表の10番として活躍したジーコは、1991年に来日して住友金属工業蹴球団(現・鹿島アントラーズ)に入団。1993年のJリーグ開幕を鹿島で迎え、クラブにプロ意識&勝者のメンタリティーを植え付けた“鹿島サッカーの神様”だ。そのジーコ・イズムは今も鹿島に継承され、今回のJリーグ最多となる国内20冠に間違いなく繋がっている。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)