ドジャース3連覇へは世代交代が鍵 ドジャースはミゲル・ロハス内野手と1年550万ドル(約8億5000万円)で再契約した。…
ドジャース3連覇へは世代交代が鍵
ドジャースはミゲル・ロハス内野手と1年550万ドル(約8億5000万円)で再契約した。野手では34歳のエンリケ・ヘルナンデス外野手と再契約するかどうかに注目が集まっているが、一筋縄ではいかないようだ。
ワールドシリーズ第7戦で起死回生の同点弾を放った36歳のロハスの残留。人気者のキケも再契約となれば、危ぶまれるのが若手の出場機会だ。MLB公式サイトの若手有望株ランキングで球団4位の評価を受け、今季デビューしたアレックス・フリーランド内野手への影響は少なくなさそうだ。
今季は傘下3Aオクラホマシティで106試合出場して打率.263、16本塁打、82打点、OPS.835とまずまずの成績を残した。メジャーでは内野手に負傷者が続出した後半戦に昇格。打率.190、2本塁打、6打点、OPS.602にとどまったが、2試合連発など存在感を見せる場面もあった。
フリーランドは2022年ドラフト3巡目(全体105位)でドジャース入りした24歳だ。ドジャース内野陣にはキム・ヘソンらもおり、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「キケ・ヘルナンデスとの再契約を検討する可能性もあるが、そうするとまたしても、高く評価されているプロスペクトのアレックス・フリーランドの出場機会はそこまで与えられないことになるだろう」との見通しを示した。連覇を伸ばすには世代交代も鍵となる。(Full-Count編集部)