総合格闘家の堀口恭司が5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。7日に米国・ラスベガスで開催される「UFC323」のメインカード「ブランドン・モレノvs.平良達郎」の試合展開と勝敗を予想した。

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■「スタイルが似ている」両者の戦い

フライ級タイトルへの“次期挑戦者決定戦”と目されるワンマッチでは、同級5位の平良達郎が現在2位で元同級王者のブランドン・モレノ(メキシコ)と対戦する。

堀口は両者の印象のついて「意外とスタイルが似ている」と述べ、互いにオールラウンダーであること、階級の中では高身長(約170センチ)であることから「お互いやりづらい戦いになる」と選手目線で語った。

モレノとフェースオフする平良達郎

モレノ×平良達郎 試合前最後のフェイスオフ!#UFC

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— ファイトメモリー | Fight Memory (@FightsMemory) December 6, 2025

また、平良は2024年10月に身長175センチのブランドン・ロイバル(米国)にキャリア初黒星を喫したが、堀口は「やりづらさを感じていたと思う」と長身選手は苦手だろうとも分析した。

試合展開としては、モレノが序盤から打撃の猛攻を仕掛けると予想。平良がカウンターを打つ素振りを見せないことから「(猛攻に)飲まれるか、しっかり距離を取って自分の打撃を当てていけるか」と平良の対処次第で流れが変わるとして「本当に難しい試合になる」と語った。

■堀口恭司はモレノ勝利を予想

堀口の勝敗予想は「モレノの判定勝ち」。平良の戦い方について堀口は「(打撃が)単発のイメージ」と指摘し「連打を出さないから(モレノの)手数で面食らうんじゃないかな」との見解を示した。

一方の元王者に対しては「ペースを掴むのが上手い」と高評価。「最後のラウンドで自分が負けてると思ったら、打撃をバンバン出してポイントを取る」とスタミナと気持ちの強さもあるとした。

流血したモレノが逆転TKO

平良の“勝ち筋”については「ストレート系が得意だし、(リーチが)長いからバックとって四の字組まれたら、お互いキツいと思う」とバックをとることだと語った。

果たして堀口の予想は当たるのか。日本人の“タイトル次期挑戦者”が決まるかもしれない一戦の行方に注目だ。

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