ソニー生命カップ第47回全国レディーステニス決勝大会(日本テニス協会、朝日新聞社主催)の最終日は5日、東京都江東区の有…

 ソニー生命カップ第47回全国レディーステニス決勝大会(日本テニス協会、朝日新聞社主催)の最終日は5日、東京都江東区の有明テニスの森公園で開かれた。千葉県代表(秋場瑞季・永田夏帆組、奥津善美・小室香菜組、井上結衣・石垣知佳組)は3位に入賞した。

 準決勝で東京都代表に1―2で敗れ、3位決定戦では長野県代表を2―1で破った。

 3位決定戦では、県大会優勝ペア同士の戦いが途中休憩も含め約2時間半の大熱戦。1セットずつ取った後のタイブレークで、チームの主将を務めた永田選手(31)はボールに飛びついてのボレーをライン際に決めるなど、最後まで高い集中力を見せた。この試合は落としたが、永田選手は「チームメイトにとても恵まれた。のびのびプレーできて、楽しかった」と振り返った。

 千葉県代表が大会最終日まで残ったのは、優勝した2021年以来4大会ぶり。笠井和子監督は「準決勝で敗れた時点で少し気落ちしたが、最後まで力いっぱい戦うことができたことは満足です」と話した。