ソニー生命カップ第47回全国レディーステニス決勝大会(日本テニス協会、朝日新聞社主催)の最終日は5日、東京都江東区の有…

 ソニー生命カップ第47回全国レディーステニス決勝大会(日本テニス協会、朝日新聞社主催)の最終日は5日、東京都江東区の有明テニスの森公園で開かれた。長野県代表(中村祐里奈・斎藤雪菜組、佐藤英里香・今井彩組、二木いずみ・犬飼奈々絵組)は4位だった。

 19大会ぶりに進出した準決勝で福岡県代表に1―2で負け、3位決定戦も千葉県代表に1―2で敗れた。

 3位決定戦では、県大会優勝ペア同士の戦いが途中休憩も含め約2時間半の大熱戦。第1セットを奪われ、第2セットを奪い返した後のタイブレーク。斎藤選手(26)がタイミングを待ち続けていたボレーを決めるなどして逆転勝ちして、意地を見せた。

 斎藤選手は「第2セット途中で他の2ペアが敗れたと知ったけれど、監督から試合を楽しむように言われて、自分たちがワクワクする所に打つようにした。それができて楽しかった」と笑顔を見せた。臼井さやか監督は「最終日まで勢いを保って戦えた。楽しんでプレーできて、良かった」と話した。