チーム最多の105試合でマスクを被る ソフトバンク・海野隆司捕手が6日、みずほPayPayドーム内の球団事務所で契約更改…

チーム最多の105試合でマスクを被る

 ソフトバンク・海野隆司捕手が6日、みずほPayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2900万円アップの年俸5500万円でサインした。「倍とちょっと」と今季年俸2600万円から大幅昇給を勝ち取った。(金額は推定)

 甲斐拓也捕手が巨人にFA移籍した今季、海野はチーム最多の105試合でマスクを被り、そのうち82試合で先発出場した。日本ハムとのCSファイナルステージも6試合中5試合で先発出場、阪神との日本シリーズも5試合全て先発。正捕手の地位を確立した一年となった。

 プロ5年目の昨季に自己最多51試合出場するも、打率.173にとどまった。しかし今季は試合数が倍増しながらも打率.220と攻撃面でも成長。ベストナイン投票では2位に選ばれている。海野は「勝ち続けることで優勝に貢献してくれたっていう評価をしていただきました。1年間、やっと戦い抜いたっていうことを実感できたなっていうことは思いました」と、球団から評価されたことを明かした。

 捕手としての信頼感を得たが、チーム内の競争は熾烈だ。海野は来季については「スタメンで100試合以上出たいなと思います」と意気込みを語り、「GG賞とか取りたい気持ちもあるので頑張っていきたいです」と、ゴールデン・グラブ賞を目標に掲げた。(Full-Count編集部)