5日、松山市内で侍ジャパン大学代表候補選手の強化合宿がスタートした。立教大の小林 隼翔内野手(2年=広陵)が攻守で冴えた…
5日、松山市内で侍ジャパン大学代表候補選手の強化合宿がスタートした。
立教大の小林 隼翔内野手(2年=広陵)が攻守で冴えたプレーを披露した。守備について小
林は「体の強さと肩の強さには自信がある」と語るように、安定した動きと強肩を生かしたスローイングを披露した。小林は秋4本塁打を放ち、通算8本塁打を記録しており、東京六大学を代表するスラッガーに相応しい実績を残している。その打撃を見ると、余計な力みを感じない。
ゆったりとした構え。そしてボールの軌道に対して水平なスイングで次々と外野の頭を超える打球を放っている。小林は「こんなに力が入っていないのに、ここまで飛ぶの?と思わせる打球を打つのが自分の理想です。そのポイントは上半身、下半身の連動性がポイントです」と語るように、完成度の高い打撃を見せた。広陵の先輩である西武・渡部聖弥外野手は大きな手本となっている。打撃スタイルを見ると渡部と似ているところがある。
「渡部さんは右中間へ鋭い打球を打つことができるので、そういう打球を打てるようになりたい」
ライト方向へ強い打球を打つのが強いテーマだ。高校時代はU-18代表の主将として、23年の世界一を経験した。大学でも日本代表入りを目指し、この合宿でアピールを続ける。