サッカー明治安田J2で4位の徳島ヴォルティスはJ1昇格をかけ、プレーオフ(PO)に臨む。7日のPO準決勝は午後1時10…
サッカー明治安田J2で4位の徳島ヴォルティスはJ1昇格をかけ、プレーオフ(PO)に臨む。7日のPO準決勝は午後1時10分から、5位の磐田と鳴門市のポカリスエットスタジアムで対戦する。徳島の増田功作監督は5日のオンライン会見で「いつも通り勝利を目指して戦う」と意気込みを語った。
POは年間3~6位の4チームがトーナメント方式で、年間順位の上位チームのホームで戦う。もう一方の準決勝は千葉(3位)―大宮(6位)。90分で決着がつかなかった場合、上位チームが13日の決勝に進む。
今季リーグ戦で、徳島は磐田と2度対戦し、5月25日のホーム戦は1―1の引き分け、10月18日のアウェー戦では4―0で快勝した。7日のPO準決勝は引き分け以上で勝ち上がれるため、リーグ最少失点だった堅守を生かす展開に持ち込みたい。
試合のポイントについて、増田監督は会見で「トランジション(攻守の切り替え)が重要」。一方、磐田の安間貴義監督は「試合の立ち上がりに気をつけたい」と話した。
徳島は3、4日に板野町の徳島スポーツビレッジで一般公開の練習を行い、ゴール前での動きなどを確認した。最終節の長崎戦で先制点を決めた渡大生選手は3日の取材に「しっかりと集中したい。勝ちきります」と答えた。練習を見守った松茂町の保育士(36)は「ヴォルティスは守備が堅いので守り切ってくれると信じている」と期待を込めた。(鈴木史)