ソニー生命カップ第47回全国レディーステニス決勝大会(日本テニス協会、朝日新聞社主催)の最終日は5日、東京都江東区の有…

 ソニー生命カップ第47回全国レディーステニス決勝大会(日本テニス協会、朝日新聞社主催)の最終日は5日、東京都江東区の有明テニスの森公園で開かれた。福岡県代表(折元絵理香・中津留栞那組、田中恵夢・中田加奈子組、吉山由里架・岩切曜子組)が準優勝した。

 この日の準決勝で長野県代表を2―1で下し、2大会ぶり3回目の優勝を目指したが決勝で東京都代表に0―3敗れた。

 県大会1位ペアの中津留選手(30)は「どうしても勝ちたかったです」と悔しがった。ペアを組む折元選手(29)とはプライベートでも仲良しで、大会を通じて息の合ったプレーで力を発揮してきた。決勝は強気で攻めようと臨んだという。「前向きな姿勢で途中までうまく戦えました。相手の精神力の方が一歩上だったかもしれません」と折元選手は語った。

 惜しくも優勝を逃したが、決勝まで粘り強く戦い続けた。「楽な試合はなかった。チーム一丸となって戦ったからこそ、準優勝できたと思います」と監督の楠田千恵さん(39)は話した。