ドジャースは1年550万ドルでロハスと再契約 ドジャースは4日(日本時間5日)、ミゲル・ロハス内野手と1年550万ドル(…

ドジャースは1年550万ドルでロハスと再契約

 ドジャースは4日(日本時間5日)、ミゲル・ロハス内野手と1年550万ドル(約8億5400万円)の契約で合意したと発表した。今季成績は7本塁打にとどまったベテランだが、再契約が決まると米ファンの間では「ドジャースが市場で最高のショートストップを手にした」と話題を呼んでいる。

 このオフFA市場では、ボー・ビシェット内野手がナンバーワン遊撃手として評価されている。米移籍大手メディア「MLBトレード・ルーマーズ」のFA選手ランキングでは全体2位に位置づけられ、8年2億800万ドル(約323億円)と契約が予想されている。

 ビシェットは2021・2022年にリーグ最多の安打数を記録し、今季も9月上旬に故障するまでは安打数リーグトップだった。139試合で181安打、リーグ2位の打率.311、18本塁打、OPS.840をマークしている。再契約を望むブルージェイズの他、二塁に絶対的な選手がいないドジャースにフィットするとの声もある。

 しかし、ロハスの再契約が決まると、米ファンは「ロハス>ビシェット」説を指摘している。実は、直近2年間の勝利貢献度WAR(ファングラフス版)ではロハスの4.5に対してビシェットが4.1に過ぎない。昨季が81試合で打率.225、OPS.598と低迷したことも大きいが、ビシェットは遊撃守備の指標が低く、総合的な貢献度は意外と伸び悩んでいる。

 まさかの事実にファンも驚きを隠せない。「え、ジョークだよね? マジ?」「マジかよ」「ロハスの契約はバーゲンだった そもそも守備負担の大きいポジション(プレミアムポジション)なんて、打撃のハードルは低いしね」「嘘だといってくれ」と反響が広がっている。(Full-Count編集部)