◇国内女子◇クォリファイングトーナメント(QT)ファイナルステージ 最終日(5日)◇宍戸ヒルズCC東コース◇6418y…
◇国内女子◇クォリファイングトーナメント(QT)ファイナルステージ 最終日(5日)◇宍戸ヒルズCC東コース◇6418yd(パー72)
28位から出た横峯さくらは5バーディ、2ボギーの「69」で回り、通算6アンダーのQTランキング18位で終えて、来季ツアー前半戦フル参戦を確実にした。初日に1オーバー73位で出遅れたが、2日目の「67」で16位へ浮上。3日目は「73」で28位という“ボーダー前後”まで後退したが、最終日に再び巻き返した。「ツアーでも緊張やプレッシャーは感じるけど、また違った緊張感があって。その中でしっかりと18ホール戦えたと思う」と4日間を振り返った。
今季は2度のリランキングを突破して29試合に出場しながら、トップ10は「北海道meijiカップ」の9位だけで予選落ちが18度、メルセデスランキング93位に終わった。「甘えていた部分があった」として、夫で専属キャディの森川陽太郎さんに頼らず、ハウスキャディを起用して自分一人で戦う時間を作るなど、自分のゴルフを見つめなおしてきた。
来季に向けたイメージも固めつつある。「例えば『入れたくない』と思ったバンカーに入ってしまったとしても、自分のスイングができていれば大丈夫。そう思える状態にしていきたい。ショットの精度も、ショートゲームもだけど、やっぱり気持ちの面から『戦える』という状態にできていればなんとかなる。頑張ります」。今月13日に40歳の誕生日を迎える。「しっかり『戦う』ということをテーマにして、その先に上位、優勝を見ていきたい。できるだけ続けたい」。元賞金女王の闘志は衰えていない。(茨城県笠間市/石井操)