ポスティング制度でのメジャー移籍を目指す西武今井達也投手(27)に対し、カブス、フィリーズ、ヤンキースなど複数球団が強い…
ポスティング制度でのメジャー移籍を目指す西武今井達也投手(27)に対し、カブス、フィリーズ、ヤンキースなど複数球団が強い興味を示していることが分かった。米専門サイト「トレード・ルーモアーズ」が4日(日本時間5日)、地元メディアによる情報をまとめて伝えた。同サイトでは、これまでカブス、メッツ、オリオールズが接触したと報道。興味を持っている球団は、8日(同9日)からフロリダ州オーランドで開催されるウインターミーティング後にも、直接交渉を行う見込みと伝えた。
11月19日に正式申請を行った今井と各球団との交渉期限は、来年1月2日(同3日)。代理人を務める「スコット・ボラス・コーポレーション」の関係者によると、今井は12月上旬にも渡米し、同氏の事務所があるロサンゼルス市郊外に滞在。環境面などのチェックを含め、具体的な交渉に進むプランを明かしていた。
このほか、右肘手術後で来季絶望のダルビッシュ、ブルージェイズ入りしたシース、FAとなったキングらを欠き、先発陣補強が急務なパドレスも、プレラーGMが早々とラブコールを送るなど、争奪戦は水面下で徐々に過熱。予想される条件は、7~8年総額1億7500万ドル(約271億円)前後とも見込まれており、球界関係者が一堂に会するウインターミーティングを機に、各球団との折衝はより本格化しそうだ。