JFAは12月3日、エジプト遠征(12月9日〜19日)に臨むU-16日本代表のメンバー23名を発表した。元FC東京MF梶…
JFAは12月3日、エジプト遠征(12月9日〜19日)に臨むU-16日本代表のメンバー23名を発表した。元FC東京MF梶山陽平氏を父に持つMF梶山蓮翔(FC東京U-18)や、194センチの長身DF森井莉人(広島ユース)らが選出。U-16エジプト代表との国際親善試合2試合などを予定している。
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今回選出されたのはGK2名、DF7名、MF11名、FW3名の計23名。小野信義監督が率いるチームで、年内最後の海外遠征に臨む。所属クラブ別ではFC東京U-18から最多の4名が選出。石村琢人、梶山蓮翔、相馬陸人、橋本凜来が名を連ねた。セレッソ大阪U-18からも3名が招集されている。高体連からは大成高のGK高橋恒輝、修徳高のMF舘美駿、流通経済大柏高のMF内田煌生、富士市立高のMF庵原進太、日章学園高のFW秋鷹青杜が選出された。
今回の招集で注目されるのがMF梶山蓮翔(FC東京U-18)だ。父はFC東京で背番号10を背負った元日本代表MF梶山陽平氏。親子2代での日本代表入りとなった。DF森井莉人(広島ユース)は194センチの長身を誇る。空中戦での強さが武器で、世界基準でのフィジカル強化を担う存在だ。GK高橋恒輝(大成高)も188センチの高身長。高体連から代表入りを果たした。
遠征期間は12月9日から19日まで。エジプト・ギザのEgyptian National Teams Centerを拠点に活動する。試合日程は以下の通り(いずれも現地時間)。
・12月12日:U-17アルアハリSCとトレーニングマッチ
・12月14日:U-16エジプト代表と国際親善試合
・12月17日:U-16エジプト代表と国際親善試合
アルアハリSCはエジプトの名門クラブ。その育成組織との対戦は貴重な経験となる。U-16日本代表は2025年度、ポルトガル、フランス、中国、ウズベキスタンと各地で遠征を重ねてきた。エジプト行きはアフリカ大陸での初の活動となる。欧州、アジア、アフリカと多様な地域でのサッカーに触れることで、選手たちの視野は確実に広がっている。
年内最後の海外遠征となるエジプト行き。アフリカの地で得る経験が、来年のAFC U17アジアカップに向けた大きな財産となる。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部