来年2026年春のセンバツ21世紀枠選考に向け、9地区ごとの推薦校が12日に発表される。運命の日を前に、各地区ごとにこの…
来年2026年春のセンバツ21世紀枠選考に向け、9地区ごとの推薦校が12日に発表される。運命の日を前に、各地区ごとにこの秋の大会を振り返り、選考予想に触れてみたい。今回は関東・東京地区。
＜関東各県、東京都の推薦校と秋季大会成績＞
茨城＝茨城（県4強）
栃木＝幸福の科学学園（県4強）
群馬＝★高崎経済大付（県8強）
埼玉＝★上尾（県4強）
山梨＝★甲府工（県準V・関東8強）
千葉＝★国分（県16強）
東京＝桜美林（都4強）
神奈川＝★橘（県8強）
（★は公立校）
この地区は激戦が予想される。21世紀枠で有利とされる公立校では、神奈川県で唯一公立として8強入りした橘に、県準優勝で関東大会8強の甲府工、激戦区千葉16強の国分に、埼玉の伝統校・上尾など、高いレベルでの争いとなっている。
甲府工は来年創部100周年を迎える節目。昨年秋からは県大会で8強以上の成績を収め、今年の秋の関東大会では、群馬の強豪・健大高崎を破った桐生第一を初戦で破っている。成績では申し分ない。
試合内容では、上尾も好印象で、敗れた準決勝でも浦和学院に惜しくも逆転負けの3対4のスコアだった。2度目の地区推薦校選出なるか。
私立校の茨城は偏差値70近い「超進学校」。3回戦では県を代表する常総学院を破るなど4強入りの快進撃を見せた。平日の練習試合は1時間30分と限られながら、しっかりと結果を残したことが評価されている。
その他、東京都の4強、桜美林の復活劇も見逃せない。どこが選出されてもおかしくないほど、拮抗していて、選考は難航しそうだ。
21世紀枠2校は来年1月30日のセンバツ選考委員会で発表される。
