24年のAJCC覇者のチャックネイト(セ7、美浦・堀宣行厩舎)が、土曜中山11Rのステイヤーズステークス(3歳上・G…

 24年のAJCC覇者のチャックネイト(セ7、美浦・堀宣行厩舎)が、土曜中山11Rのステイヤーズステークス(3歳上・GII・芝3600m)でGII・2勝目を狙う。

 チャックネイトは父ハーツクライ、母ゴジップガール、母の父Dynaformerの血統。母は09年のアメリカンオークスの勝ち馬。半兄でディープインパクト産駒のサトノディードもオープンまで出世している。

 ここまで21戦5勝。22年の喉の手術、23年の気性面を考慮した去勢手術を経て、出世の階段を上がってきた。24年のAJCCで重賞初制覇。その後は苦戦が続いたものの、前々走の日経賞で2着に食い込むと、前走の宝塚記念でも5着に健闘し、復調を示している。もちろん衰えはなく、約半年の休み明けさえ克服できれば、十分に勝ち負けになるはずだ。

 そしてセン馬にはいい流れも来ている。4月のマイラーズCをロングランが制して以降、セン馬のJRA重賞勝ちは途絶えていたが、11月は京都ジャンプSのローディアマント、アルゼンチン共和国杯のミステリーウェイ、そして先週のジャパンCのカランダガンと一気に3勝を挙げたのだ。追い風に乗ってチャックネイトも重賞2勝目をつかみ取り、再びGI戦線に打って出てほしい。