聴覚障害者の国際スポーツ大会・第25回夏季デフリンピック東京大会(朝日新聞社など協賛)の空手競技で、金と銅のメダルを獲…

 聴覚障害者の国際スポーツ大会・第25回夏季デフリンピック東京大会(朝日新聞社など協賛)の空手競技で、金と銅のメダルを獲得した立命館大学3年の森健司選手が4日、衣笠キャンパス(京都市北区)での報告会に臨んだ。

 森選手は「形」で優勝、「組手」で3位になった。報告会には学生らが集まり、森選手はデフリンピックの決勝と同じ「形」の演武を披露。お祝いの花束を受け取った。

 森選手は「たくさんの方々の応援を力に変えてメダルを獲得できた。支えてくれたみなさんのおかげです」と振り返った。そのうえで「デフ空手を広めて、耳の聞こえない、聞こえにくい子どもたちが空手に挑戦できる環境をつくりたい」と語った。(八百板一平)