2023年ドラフト8位で氷見高から楽天入り…今季2軍80試合で14長打 完全覚醒の気配だ。楽天の青野拓海内野手はこのオフ…

2023年ドラフト8位で氷見高から楽天入り…今季2軍80試合で14長打

 完全覚醒の気配だ。楽天の青野拓海内野手はこのオフ、台湾で開催されているアジアウインターベースボールリーグに、NPBからの選抜チームの一員として派遣されている。2試合連続で衝撃の一発を叩き込み、「イーグルス生え抜きの大砲が爆誕か」「え、えぐい」とファンも騒然としている。

 青野は4日、台湾海洋戦に「8番・一塁」で先発出場。2-1で迎えた6回、2死一塁からの3球目だった。真ん中に入った速球を振り抜くと、打った瞬間に確信。左翼ポール際に飛び込む2ランとなった。前日にも逆転3ランを放っており、2試合連続の逆転弾にナインも歓声を上げた。

 青野は2023年ドラフト8位で氷見高から楽天に入団。高校通算23本塁打の打力が持ち味だが、1年目の2024年は2軍の39試合で長打0本、打率.138に終わった。2年目の今季は80試合と出場機会を増やしたが、またもノーアーチに終わるも、二塁打13本、三塁打1本と少しずつ真価を発揮している。

 海外修行で漂うスラッガーの胎動にファンも注目。「マジで覚醒しとる」「楽天の未来」「岡本に似てる」「来季は公式戦で初ホームラン期待」「涙止まんない」「氷見の星!」「青野覚醒しとるやん。来季こそは2軍で無双して欲しい」などと熱視線が送られた。20歳の大砲候補の3年目に期待したい。(Full-Count編集部)