大谷は10年7億ドル契約の97%が後払い ドジャースのマックス・マンシー内野手が米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリ…
大谷は10年7億ドル契約の97%が後払い
ドジャースのマックス・マンシー内野手が米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。“低年俸”の大谷翔平投手から「お金を貸してほしい」とお願いされたことがあるかと識者に質問され、大笑いする場面があった。
番組の冒頭で話題になったのは、ブルージェイズと7年2億1000万ドル(約328億円)の大型契約を結んだディラン・シーズ投手についてだった。シーズの契約のうち6400万ドル(約99億4000万円)が後払いとなっている。一方で、こうした後払い契約はドジャースの“十八番”。大谷やムーキー・ベッツ内野手らメガディールに採用されており、批判の声も聞かれる。
マンシーは「どのチームも昔からやっていた」「選手が受け入れるかどうか」などと話し、批判自体がおかしいことと指摘した。その時だった。司会を務める元ヤンキースのエリック・クラッツ氏から「ショウヘイは僅か年俸200万ドル(約3億1000万円)だから『みんな(ごめん)! 数ドル貸してくれる?』ってことはあった? それとも全く問題ないから、いつものように気前の良いショウヘイ?」とまさかの質問が飛んだ。
大谷は2023年12月にドジャースと10年総額7億ドル(当時1014億円)の契約を結んだ。年俸の97%が後払いという異例の形態となっており、各シーズンの年俸は200万ドルに過ぎない。表面的には“薄給”と言えるが、大谷は副収入だけで1億ドル(約150億円)とされており、世界的アスリートの中でも圧倒的な稼ぎを誇っている。
クラッツ氏の質問にマンシーは爆笑。「ショウヘイは(何かあって態度が)変わったことはないよ! 正直言って、(プレーと同様に)グラウンド外でもショウヘイに問題はない。(年俸200万ドルでも)彼は大丈夫だと思うよ!」と笑顔で返し、クラッツ氏も「よかった。解決できているようでよかった!」とニンマリしていた。(Full-Count編集部)