ロハスは日本時間8時過ぎに1年550万ドルで再契約を結んだ 今季ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースは、選手たちに加…
ロハスは日本時間8時過ぎに1年550万ドルで再契約を結んだ
今季ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースは、選手たちに加えてフロントも球界で屈指と言われている。しかし、編成上級職が同地区ライバルに“移籍”することが決定。「Wow」とLAファンも驚きを隠せない。
ロッキーズは3日(日本時間4日)、新GMとしてドジャースの上級副社長を務めていたジョシュ・バーンズ氏を任命したと発表した。55歳のバーンズ氏は、1999年に当時ナ・リーグ最年少の29歳でロッキーズのGM補佐を務め、2005年からはダイヤモンドバックスで5年間、パドレスでも3年間GM職に就くなど、数々の球団フロントを歴任してきた。
そして2014年オフ、アンドリュー・フリードマン編成本部長に引き抜かれる形でドジャースの上級副社長へ。スカウト部門やファーム育成に尽力し、球界最高とも称されるファーム組織を作り上げた。そして今度は、低迷が続く“古巣”の立て直しのために招聘された。
日本時間4日の午前6時に発表されたバーンズ氏の“移籍”。地元メディア「ドジャース・ネーション」は「コロラドでの幸運を祈ります、ジョシュ」と速報すると、「LAのためにしてくれたこと全てに感謝してるよ」「『勝てない相手からはフロントのスタッフを引き抜け』っていう格言は本当だった。でも正直、ナ・リーグ西地区が強くなるのは良いことだよ」「くそっ、これドジャースにとっては大打撃なんじゃないか?」「後任は誰なんだ?」「ドジャースの頭脳集団の一員として長年貢献してくれた彼を失うのは痛いけど」とファンも感謝を届けた。
バーンズ氏のロッキーズGM就任発表から約2時間後、ドジャースはミゲル・ロハス内野手と1年550万ドル(約8億円)で再契約を結んだと報じられた。短時間の間に“出入り”が激しいオフとなった。(Full-Count編集部)