巨人でヤンキースGM付特別アドバイザーの松井秀喜氏(51)が、4日放送のフジテレビ系「プロ野球珍プレー好プレー大賞202…
巨人でヤンキースGM付特別アドバイザーの松井秀喜氏(51)が、4日放送のフジテレビ系「プロ野球珍プレー好プレー大賞2025」にVTR出演し、今年6月に亡くなった巨人軍終身名誉監督長嶋茂雄さんとの思い出を語った。
番組では「絆年表」をもとに、松井氏が恩師とのエピソードを回想。長嶋さんとの初対面は入団会見で、「テレビでは分かりにくいのですが、実際にお会いすると本当に大きい」と第一印象を語った。178センチの長嶋氏が放つ圧倒的な存在感に、186センチの松井氏ですら大きく見えると感じたという。
2人を象徴するのが「4番1000日計画」。長嶋氏が松井氏を4番打者に育てるために掲げた構想で、松井氏自身もメディア報道で知ったと振り返る。試合前に2人で素振りをするのが恒例で、「監督が一番大切にしていたのは、スイングで『空気を切る音』だった」と明かした。
電話越しに素振りの音を聞き分けてアドバイスしたという、ファンにもおなじみのエピソードには「本当に聞こえていたんですかね?いまだに疑問です」と柔らかい笑顔で語り、長嶋さんへの深い信頼がにじむ返しで場を和ませた。