川崎競馬所属のライトウォーリア(牡8・内田勝義厩舎)が現役を引退することが発表された。 同馬は2019年にJRAでデビ…

 川崎競馬所属のライトウォーリア(牡8・内田勝義厩舎)が現役を引退することが発表された。
 同馬は2019年にJRAでデビューし、2022年から川崎競馬へ移籍。以降、埼玉新聞栄冠賞(S3)、勝島王冠(S2)、報知オールスターカップ(S3)など数々の重賞を制覇し、2024年には川崎記念(Jpn1)で待望のビッグタイトルを獲得した。

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川崎記念Vなどビッグタイトル多数

 さらに同年には川崎所属馬として初となる海外遠征・コリアカップ(G3)にも挑戦。2024年のNARグランプリでは、川崎所属馬で初めて年度代表馬および4歳以上最優秀牡馬に選出されるなど、地方競馬を代表する活躍を見せた。

 引退後は青森・スプリングファームで種牡馬入りし、繋養先は荒谷牧場となる予定。また、引退セレモニーは12月17日(水)第10回川崎競馬第3日・第8レース終了後に川崎競馬場で実施される。

 ライトウォーリアは父マジェスティックウォリアー、母スペクトロライト(母父ディープインパクト)。戦績は39戦10勝(うち地方20戦5勝)、総収得賞金は3億2242万円(地方収得賞金2億3142万円)(※2025年11月末時点)。川崎競馬を代表する名馬が、新たに種牡馬として第二のキャリアを歩むことになる。