清宮が来季も先頭に立ってチームを引っ張る(C)産経新聞社 レギュラーシーズン2位に終わった日本ハムでは年俸大幅アップを勝…

清宮が来季も先頭に立ってチームを引っ張る(C)産経新聞社

 レギュラーシーズン2位に終わった日本ハムでは年俸大幅アップを勝ち取る選手が多く出ている。

 12月4日に契約更改交渉に臨んだ清宮幸太郎も5000万増の1億3000万円でサインと報じられた(金額は推定)。

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 高卒8年目シーズンとなった今季は138試合に出場、リーグ2位の143安打をマーク。4年連続2桁となる12本塁打、打率.272、65打点をマークとチームを支えた。

 光ったのは好球必打の姿勢にもある。四球数はリーグ6位の「46」。打てる球をしっかり見極められるようになったことで、安打数も伸びる要因となった。

 歴代1位の高校通算111本塁打と輝かしい成績を残し、鳴り物入りでドラフト1位入団した清宮も今季でプロ8年目となった。入団当初は攻守でミスも目立ち、成長曲線が心配された時期もあった。

 しかし新庄剛志監督が2022年シーズンから指揮を執るとどんどんと変わっていった。当時から清宮、万波中正、野村佑希の生え抜きロマン砲3人組に関しては事あるごとに声をかけ、プロとしての自覚を促し、成長を後押ししてきた歴史がある。

 来季からは選手会長も務めることが決定。名実ともにチームを引っ張ることが期待されている。

 ファンの間からもこの日の大台到達には「育ったな!」「新庄さんが日本ハムの監督になって1番変わった選手だと思う」「新庄監督になって、考え方も意識も変わったように見える」「ようやく実力に花が開いた」など、成長を喜ぶ声が続々と出ている。
  
 チームにとっても新庄監督体制5年目となる来季は勝負を賭ける年となる。「もう2位はいらない」とてっぺんしか見ていない指揮官に恩返しの胴上げを果たせるか。背番号21の大暴れを期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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