オコエは現役ドラフトで巨人加入後、3シーズン過ごし自由契約となった(C)産経新聞社 日本野球機構(NPB)は12月2日、…

オコエは現役ドラフトで巨人加入後、3シーズン過ごし自由契約となった(C)産経新聞社

 日本野球機構(NPB)は12月2日、今季の支配下選手のうち各球団が来季の戦力として契約する権利を持つ保留選手名簿を公示した。

 保留者名簿を外れ自由契約となった選手において巨人では3季連続6勝をマークしたフォスター・グリフィン、中継ぎ右腕のカイル・ケラー、またすでに退団を発表されていたオコエ瑠偉も自由契約となった。

 今回のオコエ自由契約に関しては球界内からも考察の声が上がっている。

【巨人】オコエ瑠偉が電撃退団…裏で一体何があった??高木豊だけが知っているオコエ瑠偉の素顔を語る!【自由契約】

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は12月3日に自身のYouTubeチャンネルに「【巨人】オコエ瑠偉が電撃退団…裏で一体何があった??高木豊だけが知っているオコエ瑠偉の素顔を語る!【自由契約】」と題した動画を更新。今回のオコエ退団に独自の考察を加えている。

 動画の中では今回の球団の自由契約を受けて高木氏は「戦力としてあまり期待はしていない、その肌感覚があったのかな…」とコメント。

 楽天のドラフト1位入団、たぐいまれなる身体能力で期待を集めたオコエ。現役ドラフトで巨人に加入後は攻守にアグレッシブな姿勢で一時輝きを見せたこともあったが、レギュラー定着には至らなかった。

 高木氏は今回オコエが自らで主張し、退団を希望したとされることで「自分で自分を守っていく、見出だしていくのは悪いことではない」としながらも、「巨人は寛大だなと思った」とチームにそのまま置くことなく、今後プレー続行も可能となる自由契約を選択したことに懐の深さも感じるとした。

 また今後に関しても言及。「どちらかと言うと海外の方が合う気がする。日本で育っているけど、感覚が違うのでは」として自身も希望する海外でのプレーを推す。

 またチームの指揮を執る阿部慎之助監督は「根っからの巨人で育っているから 紳士たれという」気質を強く持ち、チームが勝つことを主眼に置く指揮官としながら、「12球団あるけど空気が全然違う」「オコエにとってはすごく辛いチームかも」とチーム気質含め、段々と歯車がかみ合わなくなった可能性もあると指摘。 

 広い守備範囲とパンチ力あふれる打撃が持ち味、今季は61試合に出場、打率.246、0本塁打、5打点に終わっていた。

 高木氏もオコエに関しては「よく使ってもらったし、期待に応えたときもあるし、もっともっとできるという希望があるなら、巨人が理解を示してくれたんだから、大きく羽を広げられるところに行って、悔いのない野球人生を送ってほしい」と球界の先輩らしく、エールを送ることも忘れなかった。

 巨人においても阿部監督就任3年目となる来季はV奪回へ待ったなしのシーズンとなる。今季チームトップの17本塁打、51打点をマークしたトレイ・キャベッジが残留となったのは朗報。また日本ハムからFAで松本剛が加入と新たな外野布陣も注目を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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