前西武の田村伊知郎投手(31)が来季は韓国プロ野球の斗山ベアーズでプレーすることが4日、決定した。新設されたアジア枠での…

前西武の田村伊知郎投手(31)が来季は韓国プロ野球の斗山ベアーズでプレーすることが4日、決定した。新設されたアジア枠での入団で同日、斗山が正式発表した。年俸は20万ドル。

報徳学園(兵庫)1年時から甲子園で活躍した田村は、立大を経て、16年ドラフト6位で西武入り。通算150試合に登板したものの今オフに西武から戦力外通告を受け、11月の12球団トライアウトにも参加。その後、斗山の入団テストを受け、メディカルチェックを経て正式契約に至った。

田村は日刊スポーツの取材に対し「来年も野球ができる環境をいただけたことにまず感謝したいです」と口にした。

当初はNPBでの現役続行を希望していたが「徐々に気持ちも変化して、違う文化、違う野球観に触れることは人生のプラスになるなって思いましたし、どこも所属がない時に熱心に声をかけていただいて。必要としてくれることがとにかくうれしかったです」と韓国球界挑戦を決めた。

プロ入りから9年間、西武ファンの支えは大きかったという。「1軍と2軍を行ったり来たりみたいな感じでしたけどファームの遠征先にも来てくださる熱い方々もいてくれたので頑張れました。1軍で投げ始めるとタオルを掲げてくださるファンの方が増えていって。すごく元気をもらってできたので、ありがとうございましたと強く思っています」と話す。

球団の期待も高く、まずは2月にオーストラリアで行われるキャンプに向け、日本国内でトレーニングを続ける。「今はとにかくワクワクしかないです」と新天地での活躍を思い描いている。【金子真仁】