プロ野球・中日ドラゴンズの選手たちが3日、名古屋市昭和区の日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院(八事日赤)を訪ね…

 プロ野球・中日ドラゴンズの選手たちが3日、名古屋市昭和区の日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院(八事日赤)を訪ね、入院患者らと交流した。

 クリスマスシーズンに合わせ、大島洋平外野手の呼びかけで藤嶋健人投手や村松開人内野手、新人の石伊雄太捕手と金丸夢斗投手が参加した。

 選手たちは、小児科病棟で入院中の子どもたちとじゃんけん大会をしたり、サイン色紙やドラゴンズグッズなどを手渡したりして、「早く元気になって、ドームへ応援に来てね」と声をかけていた。

 子どもから「どうやったら野球が上手になりますか?」という質問に、石伊捕手は「いっぱい食べて、いっぱい寝て体を大きくすることが大切」と答えた。

 今季のチームは4年ぶりに最下位を脱して4位に。トークショーで選手会長の藤嶋投手は「いい試合をし、楽しんでもらったその先に優勝がある。一緒に戦ってください」と話した。

 初めて参加した金丸投手は「頑張っている子どもたちからいい刺激を受けた。勇気とパワーを与えられる姿をみせたい」と意気込んだ。

 金丸投手から頭をなでられた小学3年の小野芙美香さんは「手術を頑張ったおかげで選手に会えてうれしい。退院したらドームに応援に行きます」と声を弾ませた。

 8日には同医療センター名古屋第一病院(中村日赤)でもドラゴンズ選手による慰問がある。(松永佳伸)