フランス2部スタンド・ランスに所属するサッカー日本代表MF中村敬斗が現地の子どもたち相手にコーチ役を務め、その映像がク…
フランス2部スタンド・ランスに所属するサッカー日本代表MF中村敬斗が現地の子どもたち相手にコーチ役を務め、その映像がクラブ公式SNSで公開された。
現在25歳、千葉県出身の中村。小学生の頃に地元・我孫子市の高野山サッカースポーツ少年団でサッカーを始め、その後に柏レイソルのアカデミーにも所属。中学時代から三菱養和SCで技術を磨き、高校3年生時の17歳のときに飛び級でガンバ大阪に入団。19歳になる直前の2019年7月にFCトゥウェンテ(オランダ)への期限付き移籍が発表され、その後、シントトロイデン(ベルギー)、LASKリンツ(オーストリア)でのプレーを経て、2023年8月にスタッド・ランスに加入した。
そして、子どもの頃からさまざまな環境に身を置き、多くの指導者と出会ってきた中村が今回、スタッド・ランスのアカデミーであるU-9チームのコーチ役を務めることになり、チームメイトの32歳のフランス人MFテディ・テウマ、26歳のベルギー人DFマクシム・ブシとともに子どもたちを指導した。
その様子が、クラブ公式SNS上に映像で公開された。そこには“コーチ敬斗”が子どもたちと輪を作って無邪気にはしゃぐ姿から、「OK!スタート!」と笛を吹いて練習開始の合図をするシーン、さらに英語で「僕はアカデミーのコーチをすることが好きなんです。プレッシャーは感じない。今日はコーチをできて、うれしい」と笑顔で答える様子も収められている。
■「コーチな敬斗くんニコニコ笑顔いいね」
この“コーチ敬斗”の姿に対して、SNS上には「敬斗コーチだ」「楽しそう」「ピョンぴょこ笑顔の敬斗&ミニレモワ…尊すぎる」「笑顔の円陣に癒されました」「コーチな敬斗くんニコニコ笑顔いいね」「笑顔が眩しすぎる」などの声が寄せられている。
開幕前の移籍騒動で出遅れた今季の中村だったが、チーム合流後は圧巻のパフォーマンスを続けて今季リーグ戦10試合で6ゴール2アシストをマーク。フランスプロサッカー選手組合によるリーグ・ドゥの月間MVP候補3名にもノミネートされている。個人としてはストーカー騒動に見舞われて平穏な暮らしが脅かされていた時期も長かっただけに、スタッド・ランスの練習場で中村が現地の子どもたちと一緒に、無邪気にはしゃぐ姿に多くのファンが安堵している。