【FIBAワールドカップ予選】チャイニーズ・タイペイ代表 73－80 日本代表（12月1日／新荘体育館）【映像】これがア…
【FIBAワールドカップ予選】チャイニーズ・タイペイ代表 73－80 日本代表（12月1日／新荘体育館）
バスケットボール日本代表のセンターを務めるジョシュ・ホーキンソンが、疑惑の判定に苦しめられた。ショットブロックの際に、相手選手と衝突してファウルに。このプレーがアンスポーツマンライクファウルと判定され、疑問の声が寄せられた。
日本代表は12月1日、FIBAバスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選 Window1でチャイニーズ・タイペイ（台湾）代表とアウェーで対戦。80ー73で勝利し、11月28日に続いて2連勝を飾った。
この試合は序盤からファウル判定が多く、両チーム合わせて4選手がファウルアウト。ただ、不可解なジャッジも多く、その1つが76ー67と日本がリードして迎えた第4クォーター終盤のシーンだった。
ホーキンソンがユウ・アイチェに対して激しくディフェンス。その裏を取られてフリーになっていたブランドン・ギルベックにボールが入るが、ギルベックが両手でダンクに行こうとしたところにホーキンソンが右手を入れて叩き落とした。しかし、ここで審判のホイッスルが吹かれた。
しかも判定は、アンスポーツマンライクファウル（スポーツマンシップに反する悪質なファウル）。ギルベックにフリースロー2本と、チャイニーズ・タイペイにスローインが与えられた。
この瞬間、ABEMAで解説を務めたベンドラメ礼生（サンロッカーズ渋谷）は、「えっ？アンスポ？ボールを弾いてるよ」と厳しすぎる判定に困惑。同じく解説の辻直人（群馬クレインサンダーズ）も、「ちょっと待ってください、よく見ましょう。その後に腕がちょっと絡まったってこと？」と疑問を隠しきれない様子だった。
ベンドラメは「このタイミングでアンスポが吹かれるのは、ボールではなく身体に行った時。ボールを止めに行ったことで起こるファウルではなく、ファウルをしに行ってる判断かもしれない。ただ、見た感じはすごくいいブロックでした」と解説した。
「これがアンスポな理由を教えてほしいわ」の声も
日本ベンチはこのジャッジに対してビデオ検証を要求。中継映像のリプレイを確認したベンドラメは、「ボールに行っていてすごくいいですが、弾いた後の手がどう捉えられるか」とコメントする。すると辻は、「アンスポなら腕をもっと引っ張ると思う。でも途中でやめてる」と故意のファウルではなく、プレーの中で起こったファウルだと主張。ベンドラメも辻の解説に納得しつつ「今日の審判ならこれをアンスポと取る可能性はある」と言い切った。その言葉通り、審判は当初と同じくホーキンソンのアンスポーツマンライクファウルと判定。辻は「なんでや！」と思わず叫んだ。
一連のシーンは、ファンたちも注目。ABEMAのコメント欄やSNSでは、「アンスポ？」「いやいやいや」「もうめちゃくちゃやん」「どこがアンスポやねん」「ノーマルやん」「引くに引けなくなってる審判」「この試合、どんだけ疑惑の判定あるん？」「これでアンスポはもはやお笑い」「これでアンスポになるならなんもできんやろ」「は？なぜアンスポなのか説明せいFIBA」「煽りやなくて、これがアンスポな理由を教えてほしいわ」「ビデオ見てもアンスポになるのが意味わからん」など大荒れになる。その結果『X』では、一時的に「アンスポ」がトレンド入りするほどだった。
なお、ホーキンソンはこの試合で40分間フル出場。13得点・11リバウンドのダブル・ダブルを達成するなど勝利に大きく貢献した。
（ABEMA／FIBAワールドカップ予選）
