J1清水の反町康治ゼネラルマネジャー(GM、61)が3日、静岡市内のクラブハウスで秋葉忠宏監督(50)の退任理由などを説…
J1清水の反町康治ゼネラルマネジャー(GM、61)が3日、静岡市内のクラブハウスで秋葉忠宏監督(50)の退任理由などを説明した。同GMは「断腸の思いだった」と強調。24年のJ2優勝でJ1昇格に導いた功労者への通達も「辛かった」と明かした。
契約満了については強化部内で数十時間の協議を重ねて総合的に判断したという。今年1月の新体制発表でクラブが目標に掲げた「10位以内」の未達成も「百ある(理由の)うちの1つ」とし、「クラブはより高みを目指して突き進むことを考えないといけない。エスパルスのいい未来を築いていけるようにこのタイミングだった。チームとしての高み、向上、選手への刺激、成長を第一に考えてやった」と話した。
明るいキャラクターで周囲を巻きこみ、サポーター人気も高かった秋葉監督は集客面などのピッチ外での貢献度も高かった。反町GMは「そこは自他共に認めるところ。そういう力はあった」と感謝の思いを伝えた。後任については「最終戦があるのでコメントを控える」と明言しなかったが、今季限りで神戸を退任する吉田孝行監督(48)の就任が決定的となっている。【神谷亮磨】