サッカーJ1ファジアーノ岡山やサポーターらが新スタジアム建設を要望している問題をめぐり、岡山県の伊原木隆太知事は2日、…

 サッカーJ1ファジアーノ岡山やサポーターらが新スタジアム建設を要望している問題をめぐり、岡山県の伊原木隆太知事は2日、整備検討に向けて話し合う協議体の設置を検討する意向を明らかにした。11月定例県議会本会議で、自民党の江本公一議員らの質問に答えた。

 クラブなどでつくる「新スタジアムの整備を推進する会」(代表・那須保友岡山大学学長)は10月初旬、新設に向けた要望書とともに賛同署名50万筆超を県に提出していた。

 伊原木知事はこの日の県議会で、スタジアム整備は検討事項が多いとして「多角的な視点で様々な資料の収集、調査分析や協議体の設置なども見据えた幅広い関係者との協議を始めて参りたい」との見解を示した。

 「サッカー競技場」を調査項目とする11月20日の防災・環境対策・スポーツ振興特別委員会では、議員から「具体的に検討しない限りは前へ行けない」などと県執行部に決断を求める声があがっていた。

 本会議後、取材に応じた伊原木知事は「我々として真剣に検討をしていくことを初めて公表した」と話した一方、時期や態勢など協議体の詳細について「設立か参加か、どういう立場で入るのかについてもこれから考えていきたい」と述べるにとどめた。

 議会を傍聴した男性サポーター(40)は「ファジアーノのためだけでなく、地域のために岡山が誇れるものを造るんだという風に議論が進んでいってほしい」と話した。(北村浩貴)