カーリング女子の26年ミラノ・コルティナ五輪最終予選が12月5日(日本時間6日)、カナダ・ケロウナで開幕する。9月の代表…

カーリング女子の26年ミラノ・コルティナ五輪最終予選が12月5日(日本時間6日)、カナダ・ケロウナで開幕する。9月の代表決定戦(稚内)を勝ち抜いたフォルティウスが日本代表として出場。8チームのうち上位3チームがプレーオフ(PO)に進み、残り2枠を争う。

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◆展望

3種目とも有力候補だが、日本の五輪出場は簡単ではない。女子は米国、ノルウェー、トルコの4カ国で2枠を争う見込み。フォルティウスは3月の世界選手権で対戦しておりノルウェーに6-3で勝利したものの、米国に6-9、トルコには3-4で敗れている。

18年平昌以来2大会ぶり3度目の五輪を狙う男子は米国、中国がライバルとなる。SC軽井沢クは10月のパンコンチネンタル選手権で中国には2連勝を達成。米国には2連敗を喫したが、最終予選には別の若手チームが出場してくる。平昌に出場したスキップ山口剛史を中心に、経験値で上回りたい。18年から採用された混合ダブルスは、小穴、青木組が日本勢初出場を狙う。16チームで2枠を争う戦いは混戦模様。世界ランク最上位はオーストラリアの9位で、日本は10位で2番手につけている。

◆26年ミラノ・コルティナ五輪への道 男女、混合ダブルスは各10カ国が出場。開催国イタリアを含む8枠が決定しており、残り2枠を最終予選で争う。12月5日(日本時間6日)に開幕する男女は8チームで総当たりの予選を行い、上位3チームがプレーオフに進出。予選1位と2位が対決し、勝者は五輪へ。敗者は予選3位と戦い、勝てば五輪に進む。13日(同14日)から行われる混合ダブルスは16チームが8チームずつ2組に分かれて予選を行い、各2位までがPO進出。1位同士の決定戦で勝てば五輪進出。敗者は、2位同士の勝者との決定戦に周り、勝者が五輪へ進む。