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 11月30日、『U18日清食品ブロックリーグ2025』女子の試合が開催され、福井工業大学附属福井高校(福井県) が6勝1敗でグループC優勝を決めると同時に、『U18日清食品トップリーグ2026入替戦』への出場権を手にした。

 グループCは福井工業大附の他、日本航空高校石川(石川県)と昌平高校(埼玉県)の3校が、6勝1敗の成績を収め勝点13で並んだ。順位確定のため得失点差が僅か9点という僅差で日本航空石川を上回り、チーム創設2年目の福井工業大附が優勝を果たした。

 キャプテンを務めた小池昌鈴は「これまでになかった経験を今年1年でたくさん積むことができました。まずはその経験をさせてもらえたことに感謝の気持ちがありますし、優勝できてすごくうれしいです。昌平高校にはインターハイで負けて、『U18日清食品ブロックリーグ2025』でも負けてしまいましたが、今回は3点差に縮めることができてチームとしての成長を感じられました」と、大会期間中のチームの成長が優勝につながったと語った。

 創部2年目で、1、2年生だけで構成される福井工業大附。それについて小池は、「私たちは1、2年生だけで足りない部分はまだまだ多いのですが、一人ひとりが主体的に考えて自ら行動するチームを目指していて、それが少しずつチーム力になってきていると思います。私たちは今のメンバーで戦える分、『U18日清食品トップリーグ2026入替戦』でチャンスがあります。『U18日清食品トップリーグ』はずっとあこがれていた舞台なので、立ちたいという気持ちが強いです」と、入替戦も同じメンバーで戦える強みを強調した。

 なお、12チームで来年度の出場権4つを争う入替戦は2026年3月14日と15日の2日間行われ、『U18トップリーグ2025』の下位4チームと、『U18ブロックリーグ2025』の各グループで優勝を果たした8チームが参戦する。

■『U18日清食品トップリーグ2026入替戦』女子出場チーム


▼トップリーグ下位※4チーム

日本航空高校北海道(北海道/5位)

慶誠高校(熊本県/6位)

千葉経済大学附属高校(千葉県/7位)

昭和学院高校(千葉県/8位)

▼ブロックリーグ優勝※8チーム

県立湯沢翔北高校(秋田県/グループA)

八雲学園高校(東京都/グループB)

福井工業大学附属福井高校(福井県/グループC)

四日市メリノール高校(三重県/グループD)

京都両洋高校(京都府/グループE)

福岡大学附属若葉高校(福岡県/グループF)

未定(グループG)

大阪薫英女学院(大阪府/グループH)

■『U18日清食品トップリーグ2026入替戦』女子の組み合わせ


☆ブロックリーグ優勝チーム内での順位決定方法は、①勝ち点数、②得失点、③得点数で決定する。

▼トーナメントA

1回戦 BL1位 vs BL8位

2回戦 昭和学院高校(TL8位) vs A1回戦の勝者

▼トーナメントB

1回戦 BL2位 vs BL7位

2回戦 千葉経済大学附属高校(TL7位) vs B1回戦の勝者

▼トーナメントC

1回戦 BL3位 vs BL6位

2回戦 慶誠高校(TL6位) vs C1回戦の勝者

▼トーナメントD

1回戦 BL4位 vs BL5位

2回戦 日本航空高校北海道(TL5位) vs D1回戦の勝者