日本ハムは2日、ヤクルトを戦力外となった西川遥輝外野手(33)と入団合意に達したと発表した。西川はプロ入りから2021…
日本ハムは2日、ヤクルトを戦力外となった西川遥輝外野手(33)と入団合意に達したと発表した。西川はプロ入りから2021年まで11年間、日本ハムに在籍。来季5年ぶりの古巣復帰となる。
西川は球団を通じ「スワローズから戦力外と伝えられた時、最後に野球をやるとしたらファイターズしかない、と頭に浮かびました。ファイターズでプレーできなかったら、野球をやめる…ぐらいの気持ちでした。もう一度、ファイターズのユニホームを着て野球ができることをうれしく思います。若い選手が増え、ファンの皆さんは若い選手の名前を知っている方が多いのかなと思います。そういったファンの方には名前を覚えてもらい、僕が在籍したころからのファンの方には思い出してもらえるように頑張ります」とコメントした。
西川は智弁和歌山高から10年度ドラフト2位で日本ハムに入団。俊足巧打を武器に、4度の盗塁王、2度のベストナイン、17年から4年連続のゴールデングラブ賞を獲得するなど、主力としてチームを支えた。
21年オフに自由契約となって楽天に移籍。24年からはヤクルトでプレーした。今季は49試合出場で打率1割7分4厘、1盗塁にとどまり、9月29日に戦力外通告を受けていた。