サッカーJ2最終戦で勝利を収め、残留を決めた「カターレ富山」のキャプテンらが1日、富山県庁の新田八朗知事を訪ね、「最後…
サッカーJ2最終戦で勝利を収め、残留を決めた「カターレ富山」のキャプテンらが1日、富山県庁の新田八朗知事を訪ね、「最後まで後押ししてくれた富山の人たちのおかげ」と感謝を伝えた。
カターレ富山は11月29日、ブラウブリッツ秋田に4対1で勝利。残留を争ったロアッソ熊本と勝ち点37で並んだが、得失点差で1点上回り、20チーム中17位に。紙一重で降格を免れた。カターレは今季、11季ぶりにJ2に復帰していた。
この日は左伴繁雄社長と安達亮監督、キャプテンの吉平翼選手が訪問。成績が振るわない今季も「富山の人たちは折れないで、チームとともに戦ってくれた」と左伴社長は振り返った。吉平選手は「昇格を決めて報われた昨年と違い、結果が出ず苦しかったが、最後に3連勝して残留できたのは選手だけでなくサポーターの力が大きかった」と語った。
新田知事は最終戦の途中から会場で試合を観戦したという。熊本県の木村敬知事に「ご容赦を」とメールし、「おめでとう」の文字と泣き顔の絵文字の返信を受け取ったと明かした。(角谷陽子)