角田は常にアグレッシブな姿勢を崩さなかった(C)Getty Images 注目を集めていたF1、角田裕毅の去就が明らかに…

角田は常にアグレッシブな姿勢を崩さなかった(C)Getty Images
注目を集めていたF1、角田裕毅の去就が明らかになってきた。
ロイター通信は現地12月1日、「レッドブルの角田裕毅が2026年のドライバーシートを失う見通し」と報じている。
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ローラン・メキエス代表が2日に来季のドライバーラインナップを発表することを明らかにしているが、来季のレッドブルには姉妹チームのレーシングブルズで成績を残したアイザック・ハジャーが昇格する見通しと伝えている。
角田は不振だったリアム・ローソンに代わり、4月の日本グランプリ(GP)からレッドブルに昇格。ハンドルを握ったが、チームへの貢献をなかなか示せず、苦しいシーズンとなった。
王者フェルスタッペンが7勝を挙げる中、新たなパートナーに選ばれた角田はトップ5入りが1度もないなど、苦戦を強いられた。
レーシングブルズに降格となっても、ローソンや18歳の新星、アービッド・リンドブラッドが存在感を高めていることで今後の去就も注目されている。
日本人選手がF1のトップチームに乗るということで大きく注目を集めた今シーズン。シートを失うことが有力となった角田の去就をめぐってはファンの間から「表彰台でシャンパンファイトをする角田選手を見たかった」「角田だけが悪くての成績ではない」など、ラスベガスGPの予選で起きたタイヤの空気圧の誤設定など、今季はマシントラブルなどサポート体制をめぐっても注目を集めたことで、同情的な声もある。
角田は発表直前の週末のカタールGP決勝では、マシントラブルに見舞われたレーシング・ブルズのハジャーがリタイアとなる中、執念の走りを見せ、4戦ぶりとなる10位入賞を果たしていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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