LIVゴルフは1日、DPワールドツアー(欧州ツアー)2勝のローリー・キャンターと契約したことを発表した。マジェスティッ…

3月には「ザ・プレーヤーズ選手権」に出場したローリー・キャンター

LIVゴルフは1日、DPワールドツアー(欧州ツアー)2勝のローリー・キャンターと契約したことを発表した。マジェスティックスGCに加入し、リー・ウェストウッドイアン・ポールターサム・ホースフィールド(すべてイングランド)とプレーする。

36歳のキャンターはLIV創設初年度の2022年に7試合に出場、翌23年は補欠選手として2試合の出場にとどまった。24年に欧州ツアーに復帰しドイツでの「ヨーロピアンオープン」で初優勝。ことし2月には「バーレーン選手権」を制して世界ランキング50位に浮上し、3月のPGAツアー(米ツアー)「ザ・プレーヤーズ選手権」にも出場した。

その後は4大メジャーに参戦、欧州ツアーに専念し、年間ポイントレース(レース・トゥ・ドバイ)を7位でフィニッシュ。有資格者を除く上位10人に付与される米ツアーの来季出場権を2番目で獲得したが、LIV入りで手放すこととなった。同選手の離脱により、ポイントランク14位の中島啓太は権利取得者の7番目に繰り上がり、圏外のランク17位だったダニエル・ブラウン(イングランド)が10番目に滑り込んだ。

異例の経歴でLIVと再契約を交わしたキャンターはリリースで「リーグ(LIV)の成長は目覚ましく、リーグでの経験は私をDPワールドツアーの複数回優勝者にするほど強くしてくれた」とコメントした。