<浦和学院3−0鶴岡東> 30日◇練習試合◇ 浦和学院グラウンド 30日、浦和学院は山村学園、鶴岡東と練習試合を行った。…
<浦和学院3−0鶴岡東> 30日◇練習試合◇ 浦和学院グラウンド
30日、浦和学院は山村学園、鶴岡東と練習試合を行った。
浦和学院の森大監督が第1試合の試合前に「この投手を夏までに軸として育てようと考えています」と教えてくれたのが1年生左腕の佐々木蓮也投手だ。東北大会出場の鶴岡東戦で先発した。
178センチ68キロととにかく細い。投球フォームも出所が見にくく、いきなり腕が出てくる。技巧派に見えるが、ストレートは常時120キロ後半〜130キロ中盤を計測している。打ちにくさと一定以上の球速を秘めた左腕は楽天の早川 隆久(木更津総合)と似ている。次々と三振を奪う投球は早川の高校1年秋を思い出させるものだった。
さらに120キロ前半のスライダー、チェンジアップは鋭く落ちて、高確率で三振を奪うことができる。1学年上のエース・伊藤漣投手(2年)から投球術、テンポ、間合いの取り方を学び、打者を見ながら、タイミングをずらすことを意識しているという。鶴岡東の打者相手の動きを見ながら、間合いを変えて投球を行った。
7回無失点、10奪三振の好投に佐々木は「1年で最後の試合でしたので、立ち上がりが悪くて苦しかったのですが、かなり力を入れて投げました。打者を抑える事ができて自信になりました」と喜んだ。
中学時代は巨人から6位指名された藤井 健翔内野手と同じヤングMAKIBIクラブでプレーし、甲子園を目指して浦和学院に進んだ。藤井が指名されたドラフト翌日、森監督に呼ばれて、「お前もプロを目指せるぞと言われて、もっとご飯を食べて体を大きくしようと思いました」と、スイッチを入れて取り組んできた。
現在の最速は秋季大会で記録した140キロ。佐々木の目標は3年生までには145キロだ。森監督は「センバツベスト4に導いた宮城誇南(3年=早稲田大)に匹敵する投手に育つ可能性があります」と期待を寄せている。
この秋、岩見 輝晟投手(九州国際大付)など1年生左腕の躍進が光ったが、佐々木も1年生世代では上位に入る実力を秘めている。