今夏の全国高校野球選手権大会に出場した東大阪大柏原高校(大阪府柏原市)を運営する学校法人村上学園は、同校の生徒募集を2…
今夏の全国高校野球選手権大会に出場した東大阪大柏原高校(大阪府柏原市)を運営する学校法人村上学園は、同校の生徒募集を2027年度以降停止すると発表した。少子化や共学志向の高まりで定員に満たない状況になっていたという。発表は11月25日付。
同校は1963年創立で70年から男子校。今年4月現在の生徒数は約460人。小林康行校長によると、ここ数年は入学者が定員の半分程度にとどまっていたという。同学園が運営する東大阪大敬愛高(東大阪市)は募集を続ける。
小林校長は「26年度入学者を含め、すべての生徒が卒業するまで充実した高校生活が送れるよう、責任を持って教育にあたる。部活動などの歴史は、東大阪大敬愛高につなげていければ」などと述べた。(前田智)